占いで目先の事実を変えたとしても、その人がそこでわかる「気づき」がなければ、他の出来事で同じ気づきをさせられることになると思います。
Tさんは、何年も付き合っていた人に失恋してしまいました。
はじめはとても落ち込み、どうしてこういうことになってしまったのかもわからず、これからのことを考えるとなにも手につかない状態でした。
「自分は絶対に悪くない」と思っていたそうですが、どうしてこうなったのか、なにが原因だったのか、起こった現象を何カ月もかけて冷静に分析してみると、これを引き起こした原因がTさん自身にあることがわかりました。
Tさんの今までの考え方や、これが絶対に正しいと思い込んでいた価値観が原因だったのです。
これをきっかけに、Tさんは恋愛や結婚というものに対しての考え方を見直し、自分が間違った受け止め方をしていたことに気づいたそうです。
「その部分を変えないと、誰と一緒にいても、どんな環境になっても自分は幸せになれない」と気づきました。
これに気づくまでに半年近くかかったそうですが、気づいた瞬間、失恋した相手に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
失恋させてくれなかったら、こんな大事なことに気づくことができなかったわけですから、それを教えてくれた相手として、感謝の気持ちでいつばいになったのです。
これも、今のTさんに必要なことだからこそ起こったと言えます。
もしTさんが「失恋」の悲しい部分だけに焦点をあてて、いつまでも悲劇のヒロインになっていたら、新たにめぐりあう別の人とも、同じことを繰り返したかもしれません。
時間が経って、その失恋の痛手は薄れたとしても、それは忘れただけで、Tさんの恋愛や結婚についての考えが根本から改善されたことにはならないので、同じような結果を別の事柄で繰り返すことになるはずです。
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